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2018年冬 - 三宅島・平山沢右俣下部


2018年12月30日(日)
場所
東京都三宅島三宅村伊ヶ谷・伊豆
ルート
都道旧平山橋…取水施設…左俣…環状林道平波橋…伊ヶ谷林道…都道旧平山橋
参加者
中山、A氏、K氏、U氏、O氏、A氏、O氏、H氏、O氏妻、M氏、I氏
参考文献

はじめに

 冬になって寒くなり、島内の登山に向いた季節になった。清水沢や榎木沢などまだ登ったことのない沢はあるが、足慣らしをしておきたい。過去に登った沢であれば勝手が分かるのでナメのきれいな平山沢を登ることにした。

 平山沢は他の人も連れて行ったことがあるので今回も連れて行くことにした。適当に声をかけたら11名もの大所帯になってしまった。

日帰り

2018年12月30日(日) 晴れ

都道旧平山橋…取水施設…左俣…環状林道伊ヶ谷橋…伊ヶ谷林道…都道旧平山橋

コースタイム
都道旧平山橋8:53
9:00
農道上道線平山沢橋梁9:52
10:00
取水施設10:30
10:37
村道原の川線平山沢橋梁10:42
平山沢標高215m二俣10:53
平山沢右俣標高250m付近滝10:59
11:17
環状林道伊ヶ谷橋11:51
都道旧平山橋12:49

 平山沢旧道の伊ヶ谷方に車を停めて集合する。ちょうど阿古の人が船祝いに使う竹を切り出しており、車がたくさん停まっていた。

平山橋旧橋橋台
12/30 畑の横から渓床に降り、平山橋旧橋橋台の間を通る。
標高65m付近
12/30 標高65m付近の滝を左から巻く。高巻きには笹を刈った道があったようだ。
泥流の磨いた沢
12/30 泥流の磨いた沢を登る。
標高140m付近
12/30 標高140m付近の岩盤を登る。
農道上道線
12/30 農道上道線の橋をくぐったところで休む。シーシー音がすると思ったら水道の弁から水が漏れていたそうだ。
農道上道線から見える滝
12/30 農道上道線から見える標高170m付近滝。Hさんは登れないと言って左から高巻いた。
標高180m付近インゼル状滝
12/30 標高180m付近インゼル状滝を右岸から俯瞰する。これも何人か右岸から高巻いた。
標高180m付近インゼル状滝
12/30 標高180m付近インゼル状滝は右から登る。背が高い人でないと登れないみたい。1人だけ真ん中のリッジを登った。
取水施設余水吐き
12/30 標高200m付近の取水施設余水吐き。
取水施設
12/30 取水施設の中からハシゴを伝って出る。
村道原の川線
12/30 村道原の川線にかかるボックスカルバートの横から沢に下る。
標高210m付近滝
12/30 標高210m付近滝を快適に登る。
標高220m付近二俣
12/30 標高220m付近二俣を右俣に入る。左俣は2014年に登った
標高250m付近滝
12/30 右俣を2014年に下ったときは標高250m付近滝は倒木につかまって下りたが、今年は倒木がなかったため高巻いた。左から巻いた方が沢に降りやすい。
平山沢滝
12/30 溶岩が割れて滝になっているところは右岸から登れる。
環状林道伊ヶ谷橋
12/30 環状林道伊ヶ谷橋をくぐって遡行は終了。

 この後、伊ヶ谷林道を下って平山橋に戻り車を回収し解散した。風は吹いてなかったが、寒かった。

おわりに

 約4時間の沢登りだった。11人もの大人数を三宅島内の沢に案内するのは初めてだったが、けが人もなく遡行を終えることができた。装備や体力にばらつきがあるので滝を登れない人がいるという場合を考えておく必要があると感じた。

 三宅島火山地質図によると、平山沢右俣は平山溶岩流にあたり、玄武岩溶岩に区分されている。溶岩が続き歩きやすいのもうなづける。

(2018年12月31日記す)


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