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2017年冬 - 三宅島・地獄谷


2017年12月3日(日)
場所
東京都三宅島三宅村神着・坪田
ルート
赤場暁…地獄谷…円形セルダム…環状林道
参加者
中山、I氏、A氏、O氏、O氏
参考文献
特になし

はじめに

 三宅島に異動してからめっきり運動していない。前には海岸を歩いたり沢を登ったりしていたが、それも全く行なっていない。平日の仕事でなんとなく疲れてしまい、土日はゴロゴロとアニメかゲームをしていて登る気にならなかった。

 前に島にいたときにI氏から沢登りに連れて行ってほしいと言われていたが、I氏は土日が休みではなく、私が島にいる間は連れて行くことはかなわなかった。今年島に戻って来て聞いたところ全然登っていないということだったので連れて行くことにした。他にも興味のありそうな人に声をかけて5人で登った。

 場所は地獄谷にした。私自身島に戻って来て初めての沢登りだし、初めて一緒に登る人の力量もわからないので最も簡単な地獄谷を選んだ。私にとっては4年ぶりの地獄谷だ。4年前に比べて島内はヤシャブシが繁茂し、ひょっとしたら沢沿いがヤブになっている可能性があるかもと思いながら調査も兼ねて登ることにした。他の人の都合で予定は午後になった。

日帰り

2017年12月3日(日) 晴れ

赤場暁…地獄谷…円形セルダム…環状林道

コースタイム
赤場暁13:00
円形セルダム13:58
14:27
環状林道14:55

 火の山峠上の環状林道三叉路を集合場所とし、車1台を置いてもう1台の車で赤場暁に下る。赤場暁から歩き始める。

赤場暁
12/3 赤場暁で出発準備。
砂防堰堤
12/3 地獄谷の砂防堰堤。
洗掘
12/3 標高90m付近で見た洗掘された斜面。4年前はもう少しヤシャブシが少なかった。Mouseoverで4年前の写真。
雄山
12/3 雄山が見えた。
標高90m付近
12/3 標高90m付近は平らになっている。
標高140m付近滝
12/3 標高140m付近の滝を登る。
標高140m付近滝
12/3 標高140m付近滝を振り返ると険しいように見える。手は使わなくても登れる。
標高170m付近セルダム
12/3 標高170m付近にある治山セルダム。
セルダム上の岩場
12/3 セルダム上の岩場。傾斜は緩い。
標高220m付近滝
12/3 標高220m付近の滝。標高140m付近の滝よりやや傾斜がある。こっちは手を使う。
標高220m付近滝
12/3 標高220m付近滝を上から見下ろす。岩がすべすべしている。
環状林道
12/3 環状林道でI氏の入れるコーヒーを飲んだ。

おわりに

 出発時、天気は晴れ、無風で条件はよかった。登るにつれ日がかげり、風が吹いてきたが冬にしては安定していた。午後に登ると山の方向がまぶしく、また振り返って写真を撮っても海が明るすぎて白く飛んでしまった。写真を撮るなら午前中の方がよいのかもしれない。

 想像通り、ややヤシャブシが茂っており、枝を避けながら歩いた。4年前は滝も100mくらい手前から見えていたが、今年は直下ではじめて見えた。足慣らしにはちょうどよい沢登りであった。

 三宅島火山地質図によると、地獄谷には環状林道より上流にあるカルデラから1962年溶岩流が流れている。おかげでヤブ漕ぎが少なく快適に溶岩の上を歩けるようだ。


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