2013年秋 - 三宅島・地獄谷

はじめに

　三宅島の沢を登りたいという人がいて、昨年登って手頃な地獄谷を案内することにした。

　地獄谷は昭和37年の割れ目噴火で溶岩が流れた跡が顕著に観察でき、また治山事業で作られた立派なセルダムを見ることができる。赤場暁から環状林道までであれば立入禁止区域に入ることもなく、難しいところもないので1時間半くらいで登れてしまう。そういうわけで地獄谷を案内することにした。

日帰り	2013年11月17日（日）　晴れ

赤場暁…円形セルダム…環状林道

　あらかじめ火の山峠と環状林道のT字路に車を置いておく。赤場暁に集合して地獄谷を登り始めた。

　以下は写真で説明する。

11/17　ヤシャブシの薮を抜けて砂防のスリットダムを通過する。

11/17　一枚岩を登る。

11/17　堆砂敷を歩く。向こうには雄山。

11/17　堆砂敷でペリドットを見つけた。探すとけっこうあった。

11/17　遠目に見ると壁のような滝。実際は傾斜が緩く簡単に登れる。

11/17　滝を登ったところで一休み。向こうにセルダムが見える。

11/17　セルダムを右から巻く。

11/17　セルダムの上は広いコンクリート敷き。

11/17　セルダムの横は赤い地層が見られる。

11/17　セルダムの上の堆砂敷を歩く。遠くに深いガリーが見える。

11/17　セルダムの上でまた滝を登る。これも遠目には難しそうだが、手がかりが多く楽に登れる。

11/17　環状林道のボックスカルバートをくぐって終わり。

　三宅島でたくさんの人を連れて登るのは初めてだったのだが、困難な箇所もなく、楽しく登れた。地獄谷は特に登山道として整備されていないが、火山のようすもわかるし、雄山が登れない今オススメの沢である。

（2013年11月17日記す）