8日金曜日と12日火曜日に内地で用事ができて、しばらく内地にいることにした。11日月曜日を休むことにしてどうしようかと考え、土日も休みだし母を誘って山に行くことにした。はじめは暑いので少しでも標高の高い日光男体山に行こうかと考えていたのだが、10日日曜日夕方に仕事が入ってあんまり遠出したくなくなった。9月に入って割に涼しくなったのもあり、低くて軽めの山を探した結果、筑波山にした。
アプローチはつくばエクスプレスなども考えたが、千葉起点だったら車の方が速そうなのでレンタカーを借りることにした。レンタカー屋さんが開くのが9時なので、それに合わせて車を取りに行く。結果的にあまり歩行時間を取れないのでつつじヶ丘からロープウェイ利用の男体山・女体山往復とした。それでも登山者としての矜持を保ちたいので登りは歩くことにした。下りの方が膝の負担があることを考慮し、帰りはロープウェイにした。
筑波山は私が高校1年生の秋に初めて1人で登った山。自分で計画して登った山なのでよく印象に残っている。武蔵野線、常磐線、バスを乗り継ぎ筑波駅から登った。筑波山神社、男体山、女体山を巡り、また筑波山神社から筑波駅に下ってきた。20年ぶりの筑波山ということになる。
日帰り |
2017年9月11日(月) 晴れ |
千葉=(レンタカー)=つつじヶ丘…女体山…男体山…女体山=(ロープウェイ)=つつじヶ丘=(レンタカー)=千葉
つつじヶ丘 | 11:25 |
11:38 | |
女体山 | 12:45 |
男体山 | 13:13 |
13:38 | |
筑波山ロープウェイ女体山駅 | 14:06 |
14:20 |
レンタカーを取りに行き、9時30分に実家を出発する。国道16号、常磐道を走り、11時につつじヶ丘に到着する。駐車料金は500円。月曜日とあって車は少なく、つつじヶ丘にいる観光客も少ない。
9/11 つつじヶ丘駐車場から女体山を望む。 |
9/11 つつじヶ丘駐車場からつつじヶ丘公園までの間は花が見られた。これはワレモコウ。 |
女体山に向かう登山道に入っても人は少ない。風はないがくもりで気温は歩きやすい。道は擬木の階段だったり、幅1mくらいのコンクリート製の平板が続いていたりで、現代から整備された道のようだ。はじめはセンニンソウ、ゲンノショウコ、ミズヒキソウ、ワレモコウ、ノギクなどの秋の花が咲いている。
9/11 ゲンノショウコ |
9/11 名前のわからない黄色い花。 |
9/11 センニンソウ |
9/11 菊みたいな花。花は菊に似ているが、葉っぱが厚くて硬い。 |
9/11 カナヘビが岩の上を這い回っていた。 |
9/11 赤っぽいススキと登山道。 |
9/11 ミズヒキソウ |
9/11 岩が落ちそうで弁慶が躊躇したという弁慶の七戻り。 |
つつじヶ丘公園という広場を過ぎるとゆるく下りになる。樹林帯に入り花は見られなくなる。思ったより速く筑波山神社からの道と合流する。そこから弁慶七戻り、出船入船、北斗岩など奇岩が連なる。女体山の直前で急な登りになり、登り客も混雑してくる。女体山の山頂に着くと三角点周辺の岩場の展望がよく、人が多く休んでいた。岩場であまり安定しないので先に進むことにする。
9/11 女峰山から見たつつじヶ丘。 |
9/11 ケーブルカーの終点でもある御幸ヶ原。 |
女体山から男体山に向かう。鞍部の御幸ヶ原まで長くゆるい下り。よく歩かれた道で岩の角が踏まれてツルツルになっている。下りだと滑りやすい。御幸ヶ原に出ると広い砂利敷に売店が何軒か広がっている。高校生の時にケーブルカー沿いの道を苦労して登ったら、御幸ヶ原で幼稚園児がたくさんいてなんだかなと感じたのを思い出す。
御幸ヶ原は日差しがあって少々暑いので男体山まで登って休むことにする。男体山へはしばらくゆるい道を登った後、急な岩の道を登る。男体山山頂は人がおらず静かだったので社の石段で休んでいたのだが、子供の団体さんがきたので隅に移動する。
9/11 男体山山頂。 |
9/11 女峰山駅でロープウェイに乗車し、つつじヶ丘に降った。 |
帰りは女体山に戻り、ロープウェイの女体山駅で切符を買ってつつじヶ丘に下った。車だったので筑波山神社に移動して風呂に入り、帰った。柏ICの料金所から国道16号に合流する箇所がひどく混んでいて危うくレンタカーの返却時間に間に合わないところだった。
まだ気温は高いので低山は暑いと思っていたが、日差しが少なく猛烈に暑いということはなかった。思ったよりも花が咲いていてよかった。月曜日で空いていたのもよかった。帰りの電車で眠れないが、たまにはレンタカーで出かけるのもいいものだ。