山ノ中ニ有リ山行記録一覧2018年山行一覧>三宅島・ようが沢遡行(敗退)

2018年冬 - 三宅島・ようが沢遡行(敗退)


2018年2月17日(土)
場所
東京都三宅島三宅村神着
ルート
標高150m治山堰堤…標高205mようが沢2号砂防堰堤…標高210m二俣引き返し
参加者
中山単独
参考文献
特になし

はじめに

 神着、伊豆にある沢は近所なので登ってみようと思っているがヤブこぎが多いため登っていない。しかし、全く登らないまま登れないと判断するのはあまり良いとは思わないので西川とようが沢を登ってみることにした。同じ日に西川を登ろうとして藪に阻まれておりようが沢に転進した結果を述べる。

日帰り

2018年2月17日(土) くもり

標高150m治山堰堤…標高205mようが沢2号砂防堰堤…標高210m二俣引き返し

コースタイム
標高150m治山堰堤10:52
標高205mようが沢2号砂防堰堤11:08
標高210m二俣引き返し11:23

 偵察を兼ねて村道を終点まで登ることにする。登り切ると比較的新しい堰堤があった。銘板はないがようが沢2号砂防堰堤のようだ。引き返して村道から植林地のようないくつかの木にピンクテープのついた箇所を下る。下り切るとちょうど標高150m治山堰堤の上であった。

村道橋
2/17 ようが沢にかかる村道橋。
ようが沢2号砂防堰堤
2/17 村道の終点から管理用通路を上がったところにあるようが沢2号砂防堰堤。偵察を終えて村道を戻る。

2/17 植林地を下り、治山堰堤の上に出る。十分に堆砂しており渓床勾配が緩やかになっていた。
治山堰堤上
2/17 治山堰堤上は岩が表出しており、快適な登攀を期待させる。
ようが沢
2/17 ところどころ倒木が土砂をためている。
ようが沢
2/17 岩肌が出ているところもある。
ようが沢
2/17 倒木が登攀を阻むところもある。だが、どんなに悪くても砂防堰堤まで出れば管理用通路から帰れるので突き進む。
ようが沢
2/17 写真には映らなかったが砂防堰堤が見えた。
ようが沢2号砂防堰堤
2/17 ようが沢2号砂防堰堤に到着。
ようが沢
2/17 ようが沢2号砂防堰堤の上はややヤブがかかっている。
標高210m二俣引き返し
2/17 標高210m二俣は沢が右に顕著に曲がるので現在位置確認ができる。
標高210m二俣引き返し
2/17 しかし、標高210mの先はヤブが続くため敗退を決める。

おわりに

 当初は西川遡行〜ようが沢下降を計画していたが、いずれもヤブに阻まれ登れなかった。ヤブこぎに卓越した能力を持つ人もあまり遡行意欲は湧かない沢だろう。

 経験的に両岸に笹が生えていると笹が倒れて格子状になり非常に登りにくい。また、登攀意欲をひどく削がれる。それでも家の近所の沢がどのような様子か把握できたのは良かったと思う。


山ノ中ニ有リ山行記録一覧2018年山行一覧>三宅島・ようが沢遡行(敗退)

inserted by FC2 system