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2012年秋 - 三宅島・仏沢下部遡行〜大沢下部下降


2012年11月24日(土)
場所
東京都三宅島三宅村坪田
ルート
御子敷橋…仏沢…水準点…大沢中間尾根…大沢ダム
参加者
中山(単独)
参考文献
「三宅支庁管内図」(2005)

はじめに

 11月16日に三池で山火事があり、山に登った24日も鎮圧状態にあるものの、鎮火に至っていない。この日、午前中に雨があり、午後から雨が上がったので、樹木も減ったろうと考え、山に入ることにした。山火事の範囲には南から金曽沢、とんび沢、大沢、御子敷沢、仏沢、カニガ沢がかかっている。このうち、環状林道近くまで延焼している仏沢を登って環状林道に達し大沢を下り、火事の跡を概観することにした。

 2015年2月14日及び2020年1月11日に逆コースで再訪した。

日帰り

2012年11月24日(土) くもり

御子敷橋…仏沢…水準点…大沢中間尾根…大沢ダム

コースタイム
御子敷橋15:04
仏沢標高120m二俣15:24
仏沢右俣標高140m二俣15:29
仏沢右俣左俣標高170m滝15:38
仏沢右俣左俣標高200m付近15:46
環状林道No.7谷止工付近16:02
環状林道301m水準点16:06
大沢標高150m二俣16:34
大沢標高130m滝16:41
大沢管理用通路16:59

 写真の説明だけ。

仏沢砂防ダム
11/24 仏沢のスリット式ダム。くぐって越える。
仏沢
11/24 仏沢は岩床が続いていて歩きやすい。
仏沢
11/24 倒木も多い。
仏沢120m二俣
11/24 120m付近の二俣。右へ行く。
仏沢
11/24 火事の影響か倒木が多い。
仏沢右俣標高140m二俣
11/24 仏沢右俣標高140m二俣。水の流れている左俣を行く。
仏沢右俣左俣標高170m滝
11/24 仏沢右俣左俣標高170mで滝が見えてきた。
仏沢右俣左俣標高170m滝
11/24 仏沢右俣左俣標高170m滝はスタンスをよく探せば登れる。
二俣
11/24 滝を登り切ると二俣になる。左俣へ行く。
仏沢
11/24 左俣は倒木が多い。右手の尾根に登る。
仏沢
11/24 尾根に上がったところ。山が焼けて見通しがよい。
仏沢
11/24 尾根を登っていると両側の沢に谷止工が見えてきた。
環状林道
11/24 環状林道に出た。
水準点
11/24 環状林道を時計回りに歩き、水準点に出たところで尾根を下降する。
大沢
11/24 大沢の谷止工が見える。大沢の上部は堰が3つあり、谷も険しいため下れないと判断した。
大沢
11/24 大沢から眺める斜面はあらかた焼けていた。
大沢標高150m二俣
11/24 尾根を下って行くと大沢標高150m二俣に下り立った。
大沢
11/24 水たまりのある沢を下る。
大沢標高130m滝
11/24 段差が現れた。巻くのも容易ではなかったので飛び降りた。
大沢標高130m滝
11/24 矢印に沿って飛び降りた。私の背丈くらいの高さがあったが下が砂地でよかった。登るなら左岸を高巻きか。
大沢標高130m滝
11/24 滝の下はゴルジュになっていた。水に落ちないよう手足を突っ張って下った。
大沢標高100m二俣
11/24 大沢標高100m二俣。日が暮れそうなのでせっせと下る。

おわりに

 午後に雨が上がってからの出発だったので日暮れギリギリの下山であった。沢を歩いた感じだと今回歩いた箇所ほぼ全域が燃えていた。しかし、炎や煙が上がっているのは見えなかったので、昨日、今日と続いた雨で種火も消えてしまったのだろう。村内放送によると、明日、消防団が一斉に山に入り、鎮火の確認に向かうそうだ。

 仏沢、大沢とも滝が1箇所あり、そこそこスリルのある登山であった。北隣のカニガ沢、南隣の隣のとんび沢も歩いてみたい。

(2012年11月24日記す)


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