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2005年冬 - 奥多摩・生藤山〜陣場山


2005年2月6日(日)
場所
山梨県北都留郡上野原町、神奈川県津久井郡藤野町、東京都西多摩郡檜原村、八王子市/奥多摩
コース
JR中央本線上野原駅…境川橋…石楯尾神社…生藤山…醍醐丸…和田峠…陣場山…和田バス停=藤野駅
参加者
中山、中山母

はじめに

 この山に登ったのは2005年2月だが、書いているのは2010年12月である。その当時、記録を残していなかったため、いま書いている。山行中に書いたメモと写真を参考にしながら記録を組み立てた。

 県境縦走の一環で東京都、神奈川県、山梨県の県境を歩いていなかったため、ここを歩くことにした。この付近は奥多摩の笹尾根から陣場山に至る稜線と上野原町(現・上野原市)と藤野町(現・相模原市)の間を流れる境川が県境となっている。登山道も整備されているところなので母と2人で歩いた。

日帰り

2005年2月6日(日) 晴れ

JR中央本線上野原駅…境川橋…石楯尾神社…生藤山…醍醐丸…和田峠…陣場山…和田バス停=藤野駅

コースタイム
上野原駅8:38
境川を渡る9:22
国道20号から分かれる9:42
9:45
石楯尾神社10:38
10:54
稜線に出て少し11:44
11:58
甘草水12:10
三国山12:25
12:30
生藤山12:35
12:43
茅丸1019m12:55
連行峰13:07
醍醐丸13:54
14:07
陣場山14:54
15:02
登山口15:35
和田バス停15:50

 上野原駅から出発。石楯尾神社まではバスがあるものの、石楯尾神社までの境川も県境のため歩く。途中、境川橋のたもとを通り、そこから県境の境川に沿って歩く。途中東芝の工場などが立ち並ぶ団地を過ぎ、上野原駅から2時間で石楯尾神社についた。梅の木がいくらか咲いていた。

東芝上野原
2/6 東芝の工場団地を横に境川沿いに歩く。
植林帯
2/6 雪の積もった植林帯を歩く。

 登山道は植林された杉林であった。雪が積もっており地面は見えないが、その上に杉の枯れ葉が散らばっている。稜線に出て左へ向かい、やがて甘草水に着く。水は十分あったので汲みに行かなかった。もう下ってくる登山者3人にあった。振り返ると富士山が見える。

富士山
2/6 振り返ると富士山が見える。
甘草水
2/6 甘草水はテーブルがあり休みやすそうだった。

 甘草水からしばらくで三国山。文字通り武蔵、相模、甲斐の3つの国の境である。西側には県境の笹尾根が三頭山まで伸びているが、今回は東側を歩き、陣場山へ向かう。

生藤山
2/6 生藤山の登り。
生藤山
2/6 生藤山の眺め。

 三国山から5分ほどで生藤山991m。生藤山は大木が少なく、眺めがよい。雪も少なかった。ここでひと休みする。さらに今回の最高峰の茅丸1019m、連行峰1003mと1000m前後の山を越えながら雪の稜線を醍醐丸へ向かった。醍醐丸でひと休みした後、植林帯を和田峠へ下る。

茅丸
2/6 茅丸と連行峰の間を歩く。
醍醐丸
2/6 醍醐丸から和田峠への下り。

 和田峠から踏み跡で階段のようになった雪の斜面を登る。凍っていて滑りそうになる。登りきって陣場山に着いた。陣場山にはけっこう人が多く、1軒だけ茶屋も営業していた。ここから県境は高尾山方面へ向かっているが、そちらはすでに歩いているので下山することにした。バス停が最も近そうな藤野町側の和田へ下ることにする。

陣場山
2/6 和田峠から陣場山への登り。雪が凍っていて滑りやすい。
陣場山
2/6 陣場山から生藤山を振り返る。
陣場山
2/6 陣場山からの急な下り。
陣場山
2/6 陣場山から和田へ下る。

 急な道を下り、和田に着いた。和田には県立陣馬相模湖自然公園センターがあり、その前にバス停があった。しかし16時台のバスがないため、タクシーを呼んだ。ほぼ同時に下山したパーティーもタクシーを呼んでおり、そちらのパーティーと相乗りさせてもらってタクシー1台減らそうとしたが、来たタクシーの運ちゃんがぶあいそで注文があった客をただ運ぶだけだと言ってとりあってくれなかった。結局私と母の2人でタクシーに乗って藤野駅に出た。

(2010年12月25日記す)


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