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2004年秋 - 奥多摩・日原川除ヶ沢[2/2]


奥多摩・日原川除ヶ沢の地図

日帰り

2004年10月16日

JR青梅線奥多摩駅…除ヶ沢遡行…本仁田山…ゴンザス尾根…日向集落…JR青梅線奥多摩駅

コースタイム
JR青梅線奥多摩駅9:00
除ヶ沢出合9:15
9:35
600mワサビ田10:41
10:50
花折戸尾根1010mコル
(稜線に出る)
12:10
12:35
花折戸尾根1100m12:50
12:55
本仁田山
(ピストン)
13:07
13:20
花折戸尾根1010mコル
(ザック回収)
13:39
13:52
日向集落15:25
JR青梅線奥多摩駅15:40
16:23発車

 そのあとしばらくはワサビ田の横のヤブを抜けていく。ヤブを抜けると水量が少なくなり、やがていったん涸れる。すると右岸に立派な一枚岩の壁があった。壁の途中からいくつか木が生えているが、見る人が見れば登攀に適した壁かどうか分かるのだろう。

火成岩の壁
10/16 荒井「これは…火成岩ですね」。立派な一枚岩の壁があった。
750m二俣
10/16 750m二俣。左俣に暗い滝が見える。右俣をとった。

 750m二俣に出る。左俣に暗い滝が見えたので右俣をとった。右俣はしばらくガレを登っていくが、かなり急な岩の斜面になって細々と水流が復活する。周囲は枯れ葉で覆われており、湿っているのはまさに谷沿いだけである。かなり高いところまできているし、周囲は土なのに水が流れているのが面白くて荒井を置いてどんどん先を登ってしまった。

水流が続く
10/16 いったん水流がなくなるが、細々と復活。水流に沿って登る。
土の斜面
10/16 右俣に入る。土の斜面にもかかわらず水流はなくならない。平坦に見えるのは上から撮ったからであって、実際は下の写真と同じくらい急です。

 黒い岩の斜面に水がなくなると今まで谷と分かっていた斜面の凹部もわからなくなり、適当に登る。浮石が多く荒井が被害を受けそうになる。登っていくに従い斜面はゆるくなってきて、本仁田山南尾根である花折戸尾根の1010mコルに出た。ヤブはなかった。ここで大休止をとって沢タビを靴に履き替える。

 靴を履いたら除ヶ沢の主峰といえる本仁田山を往復することにした。この道はほとんど人が来ないのでザックをほったらかしにして空身で往復する。本仁田山の登りは急な上に道がしっかりしておらず、道を崩しながら登る。途中荒井がしんどくて一本とった。安寺沢集落からの道を合わせるとすぐ本仁田山に着いた。

源流
10/16 上に同じ。奥の黒い岩の上で水流が途絶えた。
本仁田山山頂
10/16 本仁田山山頂。東側。左アライ、右ナカヤマ。

 ちょうどおばさんたちと出発直前のおじさんたちがいたので前者に写真をお願いした。くもりで山々はかすんで見える。また来た道を戻るが、下りも当然急で一回しりもちをついた。

 コルでザックを回収し、花折戸尾根を下る。標高1010mで道は2つに分かれる。東側が鳩ノ巣へ向かう花折戸尾根、西側が白丸と奥多摩の中間の日向集落に下るゴンザス尾根。もえぎの湯に入りたかったのでゴンザス尾根を下った。あとは里山っぽい道を下り、送電線塔を過ぎて日向集落に下った。

花折戸尾根1010mコル
10/16 沢を詰めて出てきた、花折戸尾根1010mコル。本仁田山側を撮った。
ゴンザス尾根
10/16 標高1010mで道は2つに分かれる。東側が鳩ノ巣へ向かう花折戸尾根、西側が白丸と奥多摩の中間の日向集落に下るゴンザス尾根。花折戸尾根は稜線が明らかなので迷いはしないが、踏まれていないので、急で滑ってこけたりします。
標高710m送電線塔
10/16 標高710m送電線塔。奥に大岳山が見える。もえぎの湯に入るためにこっちに下りたが人が多くて入場制限していて入れなかった。残念。

 行きたかったもえぎの湯は人が多くて入場制限をしていたので、入らないで奥多摩駅へ戻った。

(2005年3月11日記す)


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