山ノ中ニ有リ>山行記録一覧>2004年山行一覧>奥多摩・日原川除ヶ沢[1/2]
日帰り |
2004年10月16日 |
JR青梅線奥多摩駅…除ヶ沢遡行…本仁田山…ゴンザス尾根…日向集落…JR青梅線奥多摩駅
JR青梅線奥多摩駅 | 9:00 |
除ヶ沢出合 | 9:15 |
9:35 | |
600mワサビ田 | 10:41 |
10:50 | |
花折戸尾根1010mコル (稜線に出る) | 12:10 |
12:35 | |
花折戸尾根1100m | 12:50 |
12:55 | |
本仁田山 (ピストン) | 13:07 |
13:20 | |
花折戸尾根1010mコル (ザック回収) | 13:39 |
13:52 | |
日向集落 | 15:25 |
JR青梅線奥多摩駅 | 15:40 |
16:23発車 |
今年最後の沢ということで荒井と奥多摩鷹ノ巣沢に行くことにした。計画は荒井にすべて任せ、奥多摩駅集合とした。
当日朝、寝坊する。荒井に遅れることを連絡しておいた。さらに中央線を八王子まで寝過ごす。八高線を使って拝島まで行こうかと思ったが列車の本数が少なさそうなので立川まで戻った。立川で青梅線に乗ると、そこに荒井がいた。荒井は日帰りにもかかわらず70リットルザックを背負っていた。ザイルを持つにはどうしても普通のザックでは足りないと言っていた。
奥多摩駅に着いて感じたのは「寒い」。荒井とどうするか相談する。鷹ノ巣沢は水量がそこそこあると聞いている。結局奥多摩駅の裏側の本仁田山に突き上げる除ヶ沢に登ることにした。
除ヶ沢に登ると決めたものの、資料は持ってきていない。25,000分の一地形図を見て除ヶ沢と思われる沢に向かう。駅前から南に向かい、ぐるりと回って小学校の上の道を通る。道はやがて鉱山の中を通っていく。通行止めなんじゃないかと心配になるが、細部に入るところには通行止めの看板はあるものの車一台やっと通れるコンクリートの本通りは特に看板はない。ただ頭上に注意などと看板があるところはすぐ上を鉄骨やパイプが通っていた。
10/16 奥多摩駅裏の小学校の上を通り、コンクリートプラントの中を通って除ヶ沢に出ました。 |
10/16 出発準備する荒井。 |
コンクリートプラントを抜けると暗い植林帯に入る。日原川上流の採石場まで伸びる軌道がトンネルから出てくるところが除ヶ沢だった。沢の傍らで沢装備に着替える。私は便意をもよおしたので道を少し戻ったところで大をしていたら下から地元の人が登ってきてあせった。
目の前の沢は両側狭まっていて急なので、直登すると濡れることになる。くもりなのでそれは避けたい。左岸沿いに仕事道があったのでとりあえずそれをたどる。
入渓すると険しい。すぐ仕事道から沢に入ると黒い一枚岩があったりして登りにくい。上を見ると赤い鉄の橋があったのでまわってそっちに行く。仕事道が続いている。寒いので深いところを避けて歩く。
10/16 除ヶ沢にかかる橋から上流を眺める。 |
10/16 寒いので極力深いところを避けて歩きます。 |
下へ通じる採水パイプを過ぎるとゴルジュ。さすがに寒くてシャワークライミングできないので右岸の仕事道を使って巻く。巻いているのだか沢を歩いているのだか分からないが、歩けるところは沢の中を歩いた。
10/16 ここは滝の右を登れた。 |
10/16 上の写真の滝の上部。 |
ゴルジュ最後の滝は二条で左が本流。水が冷たいので滝の中にホールドを探すことができず、壁の細かいホールドで何とか登った。ここが一番難しかった。この滝を登りきると、手入れされていない広いワサビ田があった。結局なんとかヒザまでしか濡らさなくて済んだ。
10/16 ゴルジュ最後の滝。ここを登りきると、手入れされていない広いワサビ田がある。なんとかヒザまでしか濡らさなくて済んだ。 |
10/16 510m二俣。左のレールは材木運ぶためと思われる軌道。左を行く。 |
古くはかなり人が入っていたと見えて川沿いに石がずっと組んであり、川幅の方が狭くなっている。510mあたりの二俣で明るいワサビ田跡が終わり左俣に入る。材木運ぶための軌道がついてきていた。560m付近に青い屋根の小屋があり、それを過ぎて沢が左に曲がった600m付近で最初の一本をとった。急きょこの沢に変更した割にはなかなかいい沢である。場合によっては仕事道に抜けることもできるし、思ったほど濡れなてもすむ。
10/16 捨てられたワサビ田の中を歩く。 |
10/16 600m付近の直線部分はワサビ田の横を歩く。 |