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2003年3月12日 |
モトゥラウ小屋Moturau Hut→ティアナウTe Anau | Te Anau YHA(泊)
モトゥラウ小屋 Moturau Hut | 7:40起床 |
8:50 | |
レインボウリーチ Rainbow Reach | 10:15 |
ワイアイ川Waiai River のどこか | 11:15 |
11:30 | |
コントロールゲート Control Gate | 12:25 |
12:45 | |
DOC Office | 13:40 |
13:55 | |
ティアナウ Te Anau YHA | 14:05 |
7:40起床。8:50、モトゥラウ小屋Moturau Hutを出る。Moturau Hutを出てから30分ほどでシャロウベイ小屋Shallow Bay Hutへの道を分ける。のちにほかの人に聞いたところ、Shallow Bay Hutは水がないのでMoturau Hutで汲んでおかねばならないらしい。Moturau Hutから1時間ほどで左右に開けた湿地帯に出た。黄色い苔が生えていた。
そのすぐ先にウェットランド・ビューイング・プラットフォームWetland Viewing Platformがあった。なんて訳せばいいんだろう。「湿地展望台」とでも言えばいいのだろうか。本線から外れたところに木道を歩いていくと、その末端に湖がある。看板には「昔、ここに氷河があって、14,000年前に暖かくなったときに氷河のかけらがここらへんに捕まって、解けた。それで湖ができた。流入する河川もなく、この湿地帯では特有の生態系を築いている。」
のようなことが書いてあった。どうやら湿地はみんな氷河のせいらしい。Routeburn Trackのキー・サミットKey Summitでもそんなようなことが書いてあった。
Wetland Viewing Platform。氷河期の氷が解けていく際、ここに氷が残って湿原ができたとか。 流入する河川はなく、特異な生態系が築かれているとかそんなことが看板に書いてあった。 |
Rainbow Reachを過ぎての道。あとは始点であり、終点であるControl Gateまで。 |
川を渡る。そんなに太くないが、無視できるほど小さくない。吊り橋がかかっている。あとでForest Burnとわかった。やがて大きな川沿いの道になる。ワイアウ川Waiau Riverである。そこで道に砂利を置いているDOCの人がいた。空身の人に会うようになると、レインボウリーチRainbow Reach。Rainbow Reachには10:15に着いた。吊り橋がかかっていて、橋の上から川を眺めることができる。かなりの流量、流速だ。ティアナウTe Anauに大雨でも降ったのだろうか。でもティアナウ湖Lake Te Anauは集雨面積が大きいので、ひょっとするとミルフォードトラックMilford Trackの方かもしれない。
Moturau HutからコントロールゲートControl Gateまで2本で行きたかったので、Rainbow Reachを通過する。Rainbow Reachからは木があちこちに生えた原っぱを行く。シダが教科書のようなフラクタル図形を見せていた。林に入ると苔が少なく、わりと明るい。11:15、一本とる。Te AnauのDOCでもらった地図ではどこだかよくわからん。
また歩き始めて45分。川が大きく右に曲がるポイントに出た。道は川沿いについているようだ。どうせまた左に曲がるんだから山を越えて近道する道をつくってほしいもんだ、と思っていたら、人工物が見えてコントロールゲートControl Gateだった。思ったよりあっけない着き方だった。12:25、Control Gate着。
写真ではわからないが、ゴールのControl Gateが見えた。 |
3日前に出発したControl Gate。 |
それでも実際にたどり着いたときの感動はなかなかのものである。3日前にここを渡ってLuxmoore Hutへ向かったのだと思うと、コースを一周したのがうれしい。ゲートの左岸側で休む。いくつか写真を撮り、出発。ここからは下界だ。この先の道は散歩道にもなっているので、人も多い。だいぶ足にもきていてしんどい。やはりサンダルだからだろうか。DOCのOfficeを通りすぎ、残りはYHAまで。
あとはLake Te Anauの南端をぐるりとまわってTe Anauに帰る。 |
Lake Te AnauからKepler Trackの方角を見る。 右の船の上に見える山がMt.Luxmooreかな。 |
14:05、YHA着。ゴール。疲れた。ケプラートラック、サンダルで完歩。また鍵の壊れている20号室だった。