2003年春 - New Zealand旅行[18/37] - ケプラートラック[3/4]

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2003年春 - New Zealand旅行[18/37]

ケプラートラック[3/4]


14日目

2003年3月11日

アイリスバーン小屋Iris Burn Hut→モトゥラウ小屋Moturau Hut | Moturau Hut(泊)

コースタイム
アイリスバーン小屋
Iris Burn Hut
7:40起床
8:45
ロッキーポイント
Rocky Point
10:50
11:10
モトゥラウ小屋
Moturau Hut
13:05
21:30就寝

 この日は行程が短いのでゆっくり起きるつもりだったが、台所がせわしないし、8:30ごろにはみんな出発するので外に出た。降ってはいないが、雲が低い。

 8:45発。すこし登りの道。ずっと林の中の道が続く。一度方向感覚を失ったが、道が一本道ではっきりつけられているのでそれに従った。40分ほどで崩壊地The Big Slip。右岸に地すべりのあとが見えた。左岸の平原の中を歩く。平原から林に移るあたりでは木道が水に沈みつつあるところがあった。そのあと、木が倒れて橋が壊れているところを下流側に迂回するところがあり、沼みたいになっているところを靴下を脱いで渡った。足がかりの木が置いてあるので、つま先だけ濡れた。

 そのしばらく後で、10:50、ロッキーポイントRocky Point着。管理・維持のための小屋がある。テーブルとイスがあるので、そこで一本とる。やがてドイツ人(推定)3人組が来た。そのうち、新たにドイツ人(推定)3人が来て、ドイツ語(推定)で話している。なんか、話が盛り上がっている。ひとり黙って休んでいる自分がいたたまれなくなって、退散した。靴下にサンドフライが群がっていたし。

Iris Burnから
Iris Burnから先はずっと平坦な道。
The Big Slip
The Big Slip。斜面崩壊地。あいにく雲が低くて全体はわからなかった。

 Rocky Pointから先、濃いピンク色のアザミが生えていた。その先、道が小川に沈んでいるところをまた靴下を脱いで渡った。マナポウリ湖Lake Manapouriに近づくとススキの野原があり、そのうち川べりからマナポウリ湖Lake Manapouriが見える。湖に出てから小屋は近いと思って歩いていたら小屋までだいぶかかった。40分くらい。湖の砂は白く、きれいだ。林の中の道から湖岸に出て小屋が見えるかどうか探そうとしたら、水鳥が驚いて逃げていった。小屋は見えなかった。

茅葺きの屋根
苔をまとった岩。茅葺きの屋根のようにも見える。
奥多摩の日原集落で、屋根に草の生えた家を見たのを思い出した。
トトロがいそう
草木のトンネル。トトロがいそう。
アザミ
アザミ。Rocky Pointから先。
シダの森
シダの森。林の構造とか学んでおけばよかったなあ。
上の方にある木がどうとか、役割がどうとかって。でも工業大学だからなあ。

 だいぶ疲れて13:05、モトゥラウ小屋Moturau Hutに到着。小屋は湖から50mくらい入ったところで、湖岸に出ても小屋のすぐそばでないと小屋は見えない。

はえ方が分からない
どういう風に生えたのだろう。盤根でもなさそうだし。
Moturau Hut
Moturau Hut。
Lake Manapouri
Lake Manapouri。広く、きれい。海みたい。
Moturau Hutの小屋の中
Moturau Hutの小屋の中。

 ここの水は水が黄色い。はじめは光の具合かと思ったが、外に出て自然光に照らしてみてもやはり黄色い。アルミのコッヘルが真鍮製に見える。また、外が明るいからといって外で本を読もうとするとサンドフライにやられる。昼には一瞬晴れ間もあったが、ほとんどくもり。夕方になれば肌寒い。でも湖に入っている人はいた。Routeburn TrackのLake Mackenzieといい、この国の人たちは泳ぐのが好きなのか?

Moturau Hut
蛇口から、なんか黄色い。
トイレ紙あり、水洗。
テント場なし。最寄りのテント場は30分ほど離れたShallow Bay Hut。Shallow Bay Hutは水がないそうで、Moturau Hutでくんでおかねばならない。

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