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2002年夏 - 上越・湯檜曽川本谷(敗退)


2002年7月6日(土)、7日(日)
場所
群馬県利根郡水上町/上越
ルート
7月6日
JR上越線土合駅…武能沢出合…十字峡手前(敗退決定)…赤倉沢出合(泊)…JR上越線土合駅
7月7日
赤倉沢出合(泊)…JR上越線土合駅
参加者
C.L.中山(3)、永谷(3)、車(2)
参考文献
その後の山行
2005年夏 - 上越・湯檜曽川本谷

湯檜曽川本谷の地図

夜行1泊2日

2002年7月6日、7日

JR上越線土合駅…武能沢出合…十字峡手前(敗退決定)…赤倉沢出合(泊)…JR上越線土合駅

はじめに

 合宿に黒部川上ノ廊下に行くことを決めて、それなりの沢を最後に行っておきたいと考え、湯檜曽川本谷を選んだ。結果は時期が早すぎて残雪が多く、また時間がなくて1/4ほどだけ遡行して戻った。

 2005年に再訪し、そのときは朝日岳まで遡行している。そのときの記録は2005年夏 - 上越・湯檜曽川本谷による。

入渓
魚留めの滝から湯檜曽川本谷に入渓。
といってもマチガ沢から河原を歩いてきたので、入渓というよりゴルジュ開始といったところか。。
空身で
入渓が11時を過ぎたので空身になる。
永谷・車はそれぞれザイルを背負う。
二の足
入渓後、二の足を踏むところ。
ゴルジュの中
ゴルジュの中。

 土合へ向かっている途中、車がヤバそうな顔をしていると永谷君からCメールを受ける。いつも元気がないが、今日は特別らしい。私の実験の都合で水上で泊まる。翌朝はなんとかなったみたいで、土合へ行き、歩き出す。入渓点についたのは11時過ぎ。遡行は無理と判断し、入渓点にザックをおいて行けるところまで行って往復にする。ザイルを持って空身で向かった。

広い河原
ゴルジュを抜けると広い河原歩きになった。
ときどきナメがある。奥に雪渓が見える。
雪渓の中
雪渓の中。宇宙人みたいなシルエットは永谷君。
積雪のため敗退決定
十字峡手前で引き返した。雪があまりに多かったから。
テント
テント。この夜は新しい単位「ヤギサワ」が誕生したり、車の恋愛話をつついたりと妙に盛り上がった。

 入ってすぐ、一動作が難しいところがあって、冷や汗をかいた。まだまだ初級ってことですな。さらに上流にスノーブリッジの見えるゴルジュを行き、穏やかな河原に出た。その先で立派なスノーブリッジ。ブリッジというよりトンネル。中を通る。中はひんやりしていて冷蔵庫のよう。スノーブリッジの中に1mほどの滝があり、ケービングをしているようだった。それを抜けて幅の広い滝を抜けると、でっかい雪渓が現れた。今度は上に登って歩く。この雪渓は右に曲がり、えんえん突き当たりまで続いていた。これは持ってくる道具が違うだろうとここで引き返した。

 入渓点に戻り、そこからしばらく歩いたところでテントを張って寝て、翌日帰った。


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