山ノ中ニ有リ>山行記録一覧>2015年山行一覧>奥多摩・三頭山
都庁山岳部の例会に2名が話しを聞きに来たので、試しにということで三頭山に連れて行くことにした。御岳山という案もあったが、私が仕事でときどき往復しているところなので反対して三頭山にした。6年ぶり4回目くらいの三頭山である。温泉に入りたかったので、都民の森から登り、西原峠まで笹尾根を縦走し、数馬の湯に下るコースを設定した。
1日目 |
2015年6月28日(日) くもり |
武蔵五日市駅=都民の森…ムシカリ峠…三頭山西峰…三頭山避難小屋…西原峠…数馬の湯=武蔵五日市駅
都民の森 | 9:10 |
9:28 | |
三頭ノ大滝 | 9:49 |
ムシカリ峠 | 10:35 |
10:40 | |
三頭山西峰 | 10:50 |
11:41 | |
ムシカリ峠 | 11:51 |
三頭山避難小屋 | 11:54 |
12:01 | |
槙寄山 | 12:57 |
13:27 | |
数馬の湯 | 14:30 |
16:08 |
8:00武蔵五日市駅集合。8:22発の都民の森行き急行バスに乗ろうと思ったら8:10発らしい。間に合ったし早く着けたからよかった。バスは2台発車し少し立ちが出たが、私たちは座ることができた。1時間強バスに揺られて都民の森に到着。揺られているうちにお腹が下ってきてあぶなかった。下車してトイレに入る。バスの後だけ混んでいて私が出たらすいていた。
6/28 バス終点都民の森で下車。トイレ行ったり登山準備。 |
6/28 都民の森の大滝の道を歩く。ウッドチップがひいてあって歩きやすい。 |
天気は晴れ。金曜夕方の時点ではくもり一時雨だったが、夕立さえ降らなければ天気は安定しそうだ。売店横の蛇口で水を汲んで出発。三頭ノ大滝までウッドチップの敷かれた歩きやすい道を行く。ウッドチップが敷かれているだけで特に接着剤を使って締め固めてはいなかった。島だと風で飛んで行ってしまうのでうらやましいと思いながら歩く。三頭ノ大滝を見ながらこの滝どこから登るだろうと観察していた。
6/28 三頭ノ大滝。途中のひょんぐっているところが難しそうだ。 |
6/28 登山道は三頭沢を絡みながら登っていく。 |
三頭ノ大滝からは沢沿いの道を歩く。登る人も下る人も多い。やがて水が涸れて山腹を絡む道になる。この辺で休んでおけばよかったのだが、稜線が見えそうだったので休むことなくムシカリ峠まで登ってしまった。
ムシカリ峠でHさんたちと別れ、S君と三頭山へ先行する。今回は鍋とうどんを持ってきているので、先に登ってうどんを作っておこうという算段だ。時間がかかるのが嫌なので、具材の豚細切れとネギは炒めて凍らせておいた。さらにテルモス2本に熱湯を入れておきすぐにお湯が沸くようにしかけておいた。ムシカリ峠からは10分ほどで三頭山西峰。10人くらいの人たちがバラバラと休んでいてスペース取りに困る。中央峰よりのベンチの前を陣取り、湯を沸かす。沸かしていたら3人がやってきた。全員揃ってしばらくでうどんが完成。取り分けて食べる。手前みそだが味はなかなか悪くない。最後に富士山を背景に集合写真を撮った。
6/28 ムシカリ峠から三頭山へは急な階段が続く。 |
6/28 三頭山山頂にてうどんを食べる。 |
山頂から取って返してムシカリ峠。過ぎて三頭山避難小屋。高校以来16年ぶりに見るが、感じさせないくらいキレイな小屋だ。トイレがあるので休憩する。小屋の前でも3人ほど休憩していた。
6/28 三頭山頂の樹間から富士山が見えた。 |
6/28 三頭山避難小屋は変わらずキレイだった。 |
三頭山避難小屋から大沢山に登り返した後は下りが続く。ところどころ風化した露岩があったり、木の根が張りだしていて2人が転んでいた。途中1159m峰付近で上野原に下る道と看板があったが、25,000分の1地形図にもエアリアマップにも見つからなかった。檜原側に広い台地がところどころ見られるようになり、槙寄山はまだかと歩いていたらたどり着いた。避難小屋から1時間の道のりであった。意外と人が少なく、3人くらいにしか会わなかった。
6/28 大沢山を過ぎて急な下りがある。 |
6/28 名前のわからないフワフワした花をたくさん見かけた。 |
槙寄山はもっと広々としていたイメージがあったが、南側が刈り払われただけであった。でもテーブルとベンチがあったので、そこでのんびり休む。30分だべったあとで数馬の湯に下る。西原峠から笹尾根を巻くように歩き、やがて尾根を下る。泥で滑りやすい道を歩き、テレビの共聴アンテナの横を通ると集落の上部に出た。畑があり、電気の通った網で囲われているのは昔と変わらない。あとは急な車道を下り、檜原街道に出て仲の平からバス停1つ歩き、数馬の湯に着いた。
6/28 これも名前の分からないアジサイみたいな花。 |
6/28 集落のジグザグ道を下る。 |
数馬の湯は8年ぶり。値段は820円であった。15時台のバスがなく、1時間半ゆっくりしていた。風呂上がりに瓶ビール2本をHさんと分け合いバスに乗車。バスは行きと同様2台来たので座ることができた。武蔵五日市でホリデー快速に乗って拝島で解散した。
久しぶりにハイキングらしい山登りをした。こういう余裕のある山もいいものだ。