山ノ中ニ有リ>山行記録一覧>2014年山行一覧>三宅島・薄木粟辺の溶岩流
薄木・粟辺の溶岩流は1983年の噴火時に流れた溶岩流の1つ。七島展望台から薄木・粟辺方向に割れ目噴火が連なり、今でも植生は少ない。よく都道から見ていてここは歩けるのだろうかと考えていた。2月のカニガ沢でヤブの少ない雄山南東面の沢もだいたい登ってしまったし、登りやすいところはないかと考えた結果、島にいる人なら誰でも知っているこの溶岩流を登ることにした。新しく支庁に来た人を中心に誘い、七島展望台まで登ることにした。
日帰り |
2014年4月12日(土) 晴れ |
都道粟辺バス停…村道雄山林道…七島展望台
都道粟辺バス停 | 9:00 |
村道雄山林道 | 10:00 |
10:17 | |
七島展望台 | 11:15 |
11:25 |
はじめに七島展望台に車を置き、残りの車で都道の出発点に下りる。村の雄山林道は工事中で通行止めなので南戸林道周りで下った。粟辺下の道に車を停めて出発する。
特に下調べもなく、適当に選んだ割にはそこそこおもしろかった。村道雄山林道より下は都道から見上げた溶岩流らしさに比べておもしろくない。富士山と同じで眺めているのがいい。村道雄山林道より上は展望がとれておらず少々不安であったが、ヤブやザレ場も少なく、火口列がはっきりとわかり、割れ目噴火を見るには非常によい。特に430m付近の火口は立派で奥に控える雄山と合わせていかにも火山らしさが感じられる。もう一度登るなら村道雄山林道から上だけでしたい。
(2014年4月13日記す)