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2012年秋 - 三宅島・湯ノ浜漁港〜下根崎


2012年10月14日(日)
場所
東京都三宅島三宅村神着
ルート
湯ノ浜漁港…下根崎…都道212号線…湯舟大橋…湯ノ浜漁港(周回)
参加者
中山(単独)
参考文献

はじめに

 大久保浜〜湯ノ浜漁港の続きとして歩いた。ここのところ、週末は雨が降ったり、波が高かったりで海岸歩きはできなかった。先週も偵察をしてきたが、波が岩にあたっていて通れそうになかった。

 今日は雨が降ったので、岩も濡れているだろうと思ったが、波は低かったので偵察に訪れた。湯ノ浜漁港から見える岩まで行ってみようと思ったが、行けそうだったのでそのまま下根崎まで抜けた。

日帰り

2012年10月14日(日) 曇り

湯ノ浜漁港…下根崎…都道212号線…湯舟大橋…湯ノ浜漁港(周回)

コースタイム
湯ノ浜漁港14:05
下根崎14:50
湯ノ浜漁港15:05

 車で湯の浜までアプローチ。湯舟大橋の下に車を置き、ようすを見る。波は先週より低い。ただ、崖が海に近いので、ときおり高い波が来ると飛沫が上がっていた。

湯ノ浜
10/14 湯舟大橋の下から見た下根崎の海岸。見えている一番奥が下根崎。波が穏やかでも少々険しい。
湯ノ浜
10/14 岩はざらついていてフリクションがよくきく。

 歩いてみる。岩の表面は乾いておりザラザラしていてすべりにくい。岩には豆腐にすが入ったように穴があいているものがあり、頭蓋骨のように見える岩もあった。

頭蓋骨みたいな岩
10/14 頭蓋骨みたいな岩があった。豆腐にすが入ったような岩が多い。
谷
10/14 谷が1本入ってきていた。

 アスレチックのように岩を乗り越えていく。登れないところ、下れないところは引き返して高巻くので時間がかかる。湯ノ浜漁港から見えていた波が当たっている場所に着く。遠目には岩場の下から通るのがよいと考えていたのだが、1分ほど眺めていると波が当たっておりすべりそうで通れない。しかたないので岩の上から巻く。この岩の上で小さな谷が入っていた。

磯
10/14 大岩の下の磯。ここを通りたかったのだが、波がかかっていたので諦めた。
岩
10/14 岩を上から巻く。ホールド、スタンスは豊富なので見かけほど苦労はしない。

 岩を越えると崖の傾斜が緩む。下草の生える斜面を登って行くと鳥居が見えた。登ってみると下根崎の車道から草の刈られた道が通っており、湯ノ浜漁港方面へ100mほど歩いたところで途切れていた。鳥居の向こうに社があり、賽銭や榊が供えられていた。海側は磯が伸びており、ここが下根崎だろうか。

下根崎
10/14 下根崎が近づいてきた。
社
10/14 社があった。
刈払い道
10/14 下根崎の車道途中から刈り払われた道が社まで続いていた。
磯
10/14 社を過ぎると岩はさらに大きくなる。
下根崎
10/14 下根崎から先の海岸。やはり険しい。
クロマメノキ
10/14 クロマメノキっぽい木。実は皮ばかりで食えなかった。

 また海寄りを歩く。岩がさらに大きくなり、歩きにくい。岩が庇状に伸びているところもあり、頭をぶつけないようにしながら歩く。「石川俊雄巡査之供養碑」という石碑があった。「磯釣士遭難」の文字が見えたが、この巡査が磯釣りしていたのか、磯釣りしていた人を助けようとしたのかは読み取れなかった。そして下根崎の車道終点の下に出た。東側を見ると険しい崖がさらに続いているのが見えた。

 今回はもともと偵察のつもりであり、水や食べ物もない。下根崎の車道終点で切り上げ歩いて帰ることにした。

石川俊雄巡査之供養碑
10/14 石川俊雄巡査之供養碑。
下根崎車道終点
10/14 下根崎車道終点が見えた。

おわりに

 偵察のつもりであったが、下根崎まで歩くことができてよかった。次の雄山一の酒造までは長そうなので条件がよい日を選んで歩きたい。

(2012年10月14日記す)


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