山ノ中ニ有リ>山行記録一覧>2012年山行一覧>三宅島・伊ヶ谷港〜大久保浜
前回、夕景浜から伊ヶ谷港まで歩き、その先も歩いてみようと考えた。伊ヶ谷港から伊豆岬まで歩き、行ければ大久保浜まで歩こうと考えた。今回はひとりで歩くので、バスで伊ヶ谷港に行き、歩いて家まで帰った。
日帰り |
2012年8月11日(土) 曇り |
伊ケ谷港…伊豆岬…ヘリポート下…大久保港…大久保浜
伊ケ谷港 | 7:43 |
大船戸大橋下 | 7:51 |
平山橋下 | 7:58 |
伊豆岬 | 8:35 |
9:06 | |
村道離れる | 9:45 |
ヘリポート下 | 10:11 |
10:16 | |
大久保港 | 10:31 |
東京電力火力発電所 | 10:45 |
家 | 11時過ぎ |
伊ヶ谷港でバスを降りる。バスには私のほかに1人だけ若い男性が乗っていた。天気はくもりで日差しがなく、ちょうどいい。波もほとんどない。
8/11 バスで伊ヶ谷港に降り立つ。 |
8/11 伊ヶ谷港の端から大船戸湾を望む。はじめは砂浜。 |
伊ヶ谷港から砂浜に下りて歩く。釣りをしている人がいた。砂浜のつきあたりは岩がゴロゴロしている。これを越えていく。
8/11 砂浜が終わると岩の磯を歩く。 |
8/11 大船戸大橋下。切り立っている。 |
大船戸大橋の下は沢が切り立って海に落ちていた。すぐ隣りの平山橋の下は沢が海岸線と同じ高さにがあった。
8/11 平山橋の下は開けている。 |
8/11 しばらく磯を歩いて大船戸湾を振り返る。 |
そのあとはゴロゴロの岩を伝って歩く。日差しはあまりないのだが、暑い。暑いし眠いし、気分が悪い。やがて伊豆岬に出たので、トイレに寄り、休憩舎で休む。暑いので頭から水をかぶって涼をとる。眠かったので少し寝た。観光客らしい中年夫婦の写真を撮ってあげて、野鳥の会の人と少し会話してから出発する。
8/11 崖下の磯を歩く。大岩で歩きにくい。 |
8/11 伊豆岬に到達。いったん上がって休憩舎で休む。 |
8/11 伊豆岬灯台。 |
8/11 伊豆岬からまた磯を歩く。 |
伊豆岬からはまたゴロゴロの磯を歩く。やがて岩礁になると波しぶきが被らないように避けて歩くため、登り下りが激しい。ルートも考えながら行かないと手戻りになる。
8/11 開けたゴーロ。 |
8/11 やがて岩礁になると歩きにくい。 |
8/11 小さな入り江は山側から巻く。 |
8/11 村道が離れていく。ここから大久保港まではエスケープルートがなく引き返すしかない。 |
村道が離れてからはエスケープルートがなくなるため、いざとなったら引き返す覚悟で歩く。岩のサイズが人の体を越え、視界が悪いため、行ってみると下れないところは少し戻って回って歩く。それでもまったく下れないというところはない。
8/11 村道が分かれてからの海岸線。中間にヘリポートのフェンスが見える。 |
8/11 ハマカンゾウの群落。 |
そんな歩きにくい磯だが、途中で浮石を踏んでしまい、足をぶつけてしまう。折から暑いし、行先が見えている割に全然進まないし、疲れていたので、そこでぐったり横になって休む。痛みが引いたら再出発する。ちょうどヘリポートの下なので、人が倒れていると勘違いされても困る。飲み水がなくなってしまい、もし大久保港手前で引き返すことになったら困るなと思う。
8/11 ヘリポート下の白線。 |
8/11 大久保港が見えてきた。 |
しかし、水がなくなったらというのは杞憂に終わった。休んだところから5分ほど歩くと大久保港が見えた。もうすぐの距離だ。岩場を登って行くと大久保港を見下ろせる小山に出た。あとは降りるだけだが、岩が大きくて下りのスタンスが遠い。迷路のようにジグザグしながら下った。姉川の水路に出て足掛けを登って大久保港に出た。
8/11 小山を一つ乗っ越して大久保港を眺める。 |
8/11 大久保港に降りたところから振り返る。この下りが難しかった。 |
あとは大久保の集落を通り、利八屋でアイスを食べて家に帰った。暑かったので家に着いてから水風呂に入って汗を止めた。
今回はひとりだけであったが何とか大久保港まで踏破することができた。特に伊豆岬から大久保港の間はエスケープルートがないため、最悪引き返すことを想定していたが、無事大久保港まで抜けられてよかった。
次は湯の浜漁港、下根崎が控えているが、下根崎付近はまったく歩けないだろう。少し下調べしておく必要がある。また、今回蒸し暑くてバテそうだったので、水を多めに持ったほうがよいということがわかった。
(2012年8月11日記す)