山ノ中ニ有リ>山行記録一覧>2012年山行一覧>奥多摩・御岳山
5月の連休後半は千葉の実家に帰ったのだが、連休にどこにも山に行かないのも何なので、母と御岳山にいくことにした。場所はどこでもよかったのだが、奥多摩がいいという母の意見と、まだ母が行っていない山という条件で御岳山に決めた。
雨に降られてしまい、中途半端なところで下ってしまったが、新緑の山を登ることができてよかった。
日帰り |
2012年5月6日(日) くもり時々雨 |
JR御嶽駅=ケーブル下…御嶽神社…大塚山…丹三郎…JR古里駅
ケーブル下バス停 | 9:10 |
御嶽神社 | 10:50 |
御嶽神社山門 | 11:00 |
11:10 | |
ケーブル御嶽山駅 | 11:35 |
大塚山 | 12:07 |
長福寺 | 12:18 |
丹三郎 | 13:20 |
14:10 | |
JR古里駅 | 14:20 |
船橋で総武線に乗り換える。ホリデーパスが発売終了となっていることに驚く。新宿でホリデー快速おくたま号に乗り、御嶽駅へ向かう。連休で御嶽駅前は混雑しており、ケーブル下行きのバスはピストン輸送しているようだった。2本目のバスに乗る。
5/6 ケーブル下バス停で降り、表参道を歩く。 |
5/6 表参道に咲いていたスミレ。 |
終点ケーブル下で下車。ほとんどの人はケーブルカーの乗り場へ向かっていた。参道を歩く人は少ないようだ。ジグザグの参道には大きな杉の木が並んでおり、700ほどのナンバリングがされている。登りはじめのあたりにはシャガが咲いていた。また、ワサビのような葉があったが、食べてみても辛くなかった。ウラシマソウに似た葉があったが、一番の特徴であるヒゲのようなものが伸びていなかった。ケーブルカーの線路をくぐるあたりにはヤマブキが咲いていた。ケーブルカーの下を通ればそう遠くないと思っていたが、意外と遠く感じた。
5/6 ウラシマソウのようなもの。ヒゲがない。 |
5/6 ヤマブキ。 |
5/6 古い屋根の家。 |
5/6 シャクナゲ。 |
御嶽の集落を歩く。古びたわら屋根の文化財やシャクナゲの花を見ながら歩く。よくここに集落を築いたものだと感心する。おみやげ屋さんの通りを抜けて山門に至る。山門の手前には手水場があり、めずらしく犬用の瓶が置いてあった。御嶽神社はオオカミを祭った神社のため、犬も入れるらしい。石段を上がると御嶽神社に着く。神社には犬用のお守りも売られていた。社殿の奥にはオオカミを祭った神社もあった。
5/6 ハクサンイチゲに似た花。 |
5/6 御嶽神社の石段。 |
山門へ戻り、休憩をとる。遠くで雷が鳴る音が轟き、不安になる。予定は日の出山から梅郷であったが、雨が降りそうなのでケーブルカーで下ることにする。しかし、ケーブルカーへ戻る途中で本降りになってしまった。ときどき稲妻も見える。ケーブルカーの御嶽山駅に着いても、雷の影響かケーブルカーを点検中であった。
5/6 御嶽神社。 |
5/6 大塚山へ向かう道。新緑が美しい。 |
通り雨だったらしく、すぐに止んでしまったので古里へ下ることにした。新緑の道を歩き、大塚山へ。ミツバツツジの緑の明るい道で、表参道の杉林の暗さとは違った良さがあった。大塚山には3名が休んでいた。休憩舎の隣を過ぎて下って行くと右手が植林帯になる。やがて植林帯の中のトラバース道になり、長福寺の横に出た。
5/6 大塚山からの下り道にイカリソウが咲いていた。 |
5/6 長福寺に出るところにシャガが咲いていた。 |
5/6 下山口には鹿よけの網が張られていた。 |
5/6 丹三郎屋敷でそばを食べた。 |
古里駅へ向かう途中、丹三郎屋敷というそば屋に入り、そばを食べた。店を出ると本降りの雨でカッパを着て古里駅へ急いだ。ちょうど青梅行きの列車が来てそれに飛び乗った。青梅からは遅れて入線した快速東京行きに乗り、帰路へ着いた。
久しぶりの親とのハイキングであったが、新緑と幾つかの花を見ることができてよかった。