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2012年春 - 三宅島都道一周


2012年4月8日(日)
場所
東京都三宅島三宅村
コース
三宅支庁…神着…坪田…阿古…伊ケ谷…伊豆…三宅支庁
参加者
単独行
天気
晴れ
参考文献
歩行距離
29.356 km

はじめに

 三宅島に赴任したので、島の大きさを知るためにぐるりと一周してみた。

 三宅島は東京から約180km離れた島で伊豆諸島で3番目に大きなである。2000年に噴火し、全島避難したのは記憶に新しい。2005年2月に避難が解除され、復興の途にある。ただ、依然として山頂からの火山ガスの噴出はやまず、0.2ppm程度のガスが集落に流れ、注意を促す放送が流れることがある。

 三宅島の周囲は38.3km。三宅島一周道路という都道が走っており、これの全長は三宅支庁を始点に29.356kmの長さがある。今回、この三宅島一周道路に沿って一周歩いてみた。歩く方向は時計回り。理由は単にキロポストが時計回りに並んでいるから。

日帰り

2012年4月8日(日)

三宅支庁…神着…坪田…阿古…伊ケ谷…伊豆…三宅支庁

コースタイム
三宅支庁9:06
椎取神社10:00
三七山10:25
10:32
三池港分岐11:02
10キロポスト11:19
三宅高校11:45
大路池12:03
12:15
アカコッコ館12:18
13:09
新澪池跡13:40
薄木溶岩流13:50
雄山・富賀神社分岐14:05
錆ヶ浜港分岐14:19
20キロポスト14:29
為朝の袂石15:02
空栗橋15:20
高根まちかど庭園15:26
15:34
伊ケ谷漁港分岐15:44
友地橋16:39
三宅支庁16:42

 ただの散歩なので写真だけ。

三宅支庁
4/8 三宅支庁をスタート。
椎取神社
4/8 2000年の噴火で泥流に埋まった椎取神社。
赤場暁
4/8 赤場暁の野原には椎の木が若葉を伸ばしていた。
古千谷本町四丁目
4/8 三七山からひょうたん山を見下ろす。
高濃度地区
4/8 三七山の先から高濃度地区。「三宅村防災のしおり」P.7によると原則立入禁止及び居住禁止。ただし、島民の生活上必要不可欠な行為等については、条件を付した上で、立入可能とするらしい。
三池浜
4/8 黒い砂の三池浜。
三池浜
4/8 三池浜の錆びて朽ちた鉄柱。
三宅村役場
4/8 三宅村役場。現在は阿古の中学校に仮の役場を移している。
10キロポスト
4/8 三宅島空港に10キロポストがあった。
坪田
4/8 坪田の集落。
三宅高校
4/8 三宅高校。八重間爆裂火口に立地しているらしい。
アシタバ
4/8 アシタバの畑。
大路池
4/8 静かな大路池。鳥が多いらしい。
御蔵島
4/8 海の向こうに軍艦のような御蔵島が見える。
新澪池跡
4/8 新澪池跡。かつては池があったが、水蒸気爆発で一日のうちに干上がったらしい。地球マジやばい。
三本岳
4/8 三宅島の西にある大野原島(三本岳)。阿古から見ると目立つ。
錆ヶ浜港
4/8 錆ヶ浜港の分岐。
20キロポスト
4/8 20キロポスト。
鉄砲場
4/8 鉄砲場から見た阿古の集落。
空栗橋
4/8 三宅島一周道路の最高点にある空栗橋。私の時計では165mを指していた。
友地橋
4/8 鮮やかな青が印象的な友地橋。
三宅支庁
4/8 三宅支庁に到着。見えているのは旧庁舎。

おわりに

 30km足らずとあって時速5kmなら6時間で歩けるだろうと思ったが、阿古〜伊ケ谷〜伊豆の凸凹でけっこう時間がかかった。しかし、天気がよく御蔵島や三本岳、新島、利島まで望むことができた。

 歩行時間は約6時間20分で29.3km歩いた。平均の速さは29.3 km / 6.3 h = 4.6 km / hであった。私はだいたい時速5kmくらいで歩けるのだが、凸凹の多い海岸は登り下りに時間がかかってしまう。

 今後は山側と海側に行けるところを歩いてみたい。

(2012年4月8日記す)


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