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2010年夏 - 丹沢・四十八瀬川勘七ノ沢


2010年7月10日(土)
場所
神奈川県秦野市
ルート
渋沢駅=大倉バス停…登山訓練所…勘七ノ沢…花立山荘…大倉尾根…大倉バス停=渋沢駅
参加者
中山、K
参考

はじめに

 今年は5月に黒部横断に行って以来、恒例のマチガ沢と松木沢にしか行っておらず、あまり登っていない。一方で週ごとに暑くなる気候には耐え難く、日帰りでKさんと勘七ノ沢に行った。

 勘七ノ沢は四十八瀬川の支流のひとつ。源流は大倉尾根の金冷シの頭であり、大倉尾根と訓練所尾根に挟まれた沢である。大倉を起点とする沢登りでも人気が高く、「丹沢の谷」では人気度5段階のうち5をつけているが、今回行ったらまったく人がいなかった。

 私は大学2年の時に行ったっきりで、かれこれ9年も行っていないので行くことにした。前に行ったときは初めてトップを務めたこともあって怖かった思い出があるが、今回行ってみるとさほど難しいところもなく、楽しめた。

日帰り

2010年7月10日(土) くもり

渋沢駅=大倉バス停…登山訓練所…勘七ノ沢…花立山荘…大倉尾根…大倉バス停=渋沢駅

コースタイム
大倉バス停8:20
8:28
二俣9:26
9:43
F6上
標高805m
11:20
11:26
花立山荘12:25
12:42
大倉バス停14:00
14:08

 8時渋沢駅集合。大倉バス停行きのバスに乗り、終点で下車。

 多くの人は大倉尾根へ向かっていくが、四十八瀬川方面へ向かっていく人は私たちだけであった。さつまいもと落花生の畑の中の道を抜けていく。ところどころ「二俣」と書かれた看板に従っていくと小さな沢を一つ巻いて四十八瀬川の林道に出た。四十八瀬川の林道に沿って二俣に出た。

 林道が勘七ノ沢を渡るところで沢装備をつけ入渓。

 あとは写真で説明。

入渓点
7/10 勘七ノ沢の入渓点。
勘七ノ沢F1
7/10 勘七ノ沢F1。最初が難しくボルトをつかんでしまった。
勘七ノ沢F2
7/10 勘七ノ沢F2。滝の右側をザイルなしで登れる。
勘七ノ沢F2上の堰
7/10 勘七ノ沢F2上の堰。右から巻く。
勘七ノ沢F3
7/10 勘七ノ沢F3。私は左から、Kさんは右からそれぞれノーザイルで登った。
勘七ノ沢F4
7/10 勘七ノ沢F4。上段のルンゼは滝のすぐ右。分かりにくいがとりつけば階段状で難しくない。
堰堤
7/10 F4からF5にかけて堰堤が続く。
勘七ノ沢F5
7/10 勘七ノ沢F5。左側を直登。
勘七ノ沢F6
7/10 勘七ノ沢F6。簡単。
水
7/10 勘七ノ沢F6上で岩盤から水が出ていた。水をくみ、一休み。
ゴルジュ
7/10 ゴルジュを登る。
ゴルジュ
7/10 ゴルジュを登る。
赤い根っこ
7/10 赤いヒゲみたいな根っこの木。
動物の骨
7/10 何かの動物の骨。
伏流
7/10 いったん水が伏流する。
勘七ノ沢F9
7/10 三俣で水の流れる中俣に入り、F9。右の水流沿いに登る。
ガレ場
7/10 2本目のガレ場を登る。右手に目印の赤テープがある。
フキ畑
7/10 詰め上がるとフキ畑に迎えられる。
花立山荘
7/10 大倉尾根の枝尾根みたいなところに出た。花立山荘(赤矢印)が見える。
秦野
7/10 花立山荘から見た秦野の街。

 あとは大倉尾根を下り、大倉バス停に出た。普通の運動靴で下ったからかつま先とヒザが痛い。

おわりに

 9年ぶりに勘七ノ沢を訪れた。気温も高く、人もおらず、難易度もちょうどよく、今年初めの沢にはよかった。勘七ノ沢を紹介している図書は多いのだが、なんでこの日は誰も登っていなかったのだろう。

(2010年7月10日記す)


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